カタウデデモシアワセ

22歳の時、交通事故で右腕を失い現在37歳。障害を持っていても明るく社会の一員として生活できる!、、、同じように障害を抱える方々が、前向きに日常を過ごせるキッカケになれば幸いです。

いざ生活してみると不便なことは多かった、、、

利き手は右でしたので、もちろん生活上困ることは多々あります。食事、字を書く、運転などなど、言い出せばキリがないです。入院中にリハビリの先生の熱心なリハビリにより、箸を使う、字を書くなど基本的なことはできるようになりました。今でもよく思うのですが、こうなるのも若い時で良かったと思います(;TT)50、60歳にもし障害を負ったのなら、こんなに早く順応できなかっただろう。幸いに幸いが重なって今があるのだと思います。

 

しかし、生活の中で一番不自由なのは、何をするにも押さえたり支える片方の手がないということ。字を書くにしても押さえる手がないと紙が動いてしまう。洋服のジッパーの上げ下げも押さえる手が必要です。という感じで、日常生活上での不便なことは大変多いです。

 

そんな時、他人の些細な優しさが沁みることがあります。郵便局や市役所など手続きに行った時など、窓口の係の方が何も言わず紙を支えてくれる。ほんの些細な親切ですが、自分にとっては本当にありがたい事なんです。知らず知らずのうちに、色んな人に支えられながら生きているんだと思い知らされます。自分を取り巻く周囲の方々、いつもありがとう。

 

ではまた次回。